2013年に消えないWebサービスになるための3つの注意点

あけましておめでとうございます。
ShareWisの辻川です。

2012年の年末にかけて、僕達が運営しているShareWisを以下の記事で紹介していただきました。

成功か失敗

非常な光栄なことだと感じるとともに、注目に値するより良いサービスとなるよう今年も頑張っていこうと改めて奮起した次第です。

さて、このように注目していただくことは大変嬉しいことなのですが、注目されたからと言って必ずしもうまくいくわけではないことも確かです。
特にスタートアップが運営するサービスは衰勢が激しく、リリース時に話題になっていたサービスも、しばらくすると死に絶えてしまうケースが多々あります。

そこで今回は、消えてしまうWebサービスが陥ってしまう状況を3つ例にとり、それぞれについて僕が思う気をつけるべきポイントをまとめてみたいと思います。


1. 音沙汰がなくなる

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芸人やアーティストしかり、
「あの人最近見ないけど何してるんだろう?」
と多くの人々に思われてしまう状況に陥ると、消えてしまうのも時間の問題になってしまいます。

Webサービスにもこれは当てはまります。

それを避けるために、ソーシャルメディアなどを通じて情報を発信し、まだ死んでいないことを報告し続けるのもありだとは思いますが、単に情報を発信するだけでなく、Webサービスがしっかり運営されていて、盛り上がっている感を出すことが重要です。

Webサービスがしっかり運営されている例としては大きく3つあると思います。

(i) サービスそのものの改善、機能追加
Webサービスの運営としてまず頭に浮かぶのはこれではないでしょうか。
アプリの場合、バージョンアップデートを定期的に行うこともこれに該当します。

(ii) コンテンツの追加
これはサービスによりけりだとは思いますが、コンテンツがユーザーとの接点になるサービスであれば、新しいコンテンツの追加は確かに運営されている証拠の1つとなります。
また、他の企業との提携もサービスによってはコンテンツの追加に当てはまります。

(iii) キャンペーン
キャンペーンがばんばん行われていると、それだけで盛り上がっている雰囲気を伝えることができます。

上記3つの例にあるような施策を定期的に行い、
「最近あのサービスどうなってるの?」
と思われてしまう状況を全力で避けたいところです。

2. ユーザーの声をきかなくなる

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先ほどの1が、「自分から外に向かって声を発する」ことだとすれば、これは「外の声に耳を傾ける」ことです。

有名なリーンスタートアップの本にもある通り、ユーザーの方々の声を聞きながら継続的に改善を重ねるのはサービスの運営における1つの定石になっています。

また、今ではユーザーの行動分析、問合せ、アンケート、インタビュー等、ユーザーの声を聞くためのツールがたくさん存在し、様々なポイントで貴重な声を拾い上げることができます。

そういった声を無視して突き進んでいくと、誰も使わないサービス、失敗するサービスに向かって全力疾走してしまうことになります。

ShareWisはWebのβ版をリリースしてから約7ヶ月が経ちますが、ユーザーの方々の声を聞く中で、運営側として2種類の対処法があるなと感じています。

(i) 守りの対応
いただいた意見にそのまま対応するケースです。誰がどう考えても採用すべき機能やバグ修正などがこれに当てはまります。

(ii) 攻めの対応
いただいた意見からポイントを抽出し、こうしたらうまくいくだろう、という仮説を導き出すケースです。(i)の守りのようにそくっりそのまま採用できるわけでもなく、採用することで逆に反対意見が出てしまう可能性があるものがこれに該当します。仮説ですから外れる場合もあるので、ハイリスクハイリターンの一面があります。

実際にサービスを運営してみると、(i)の守りの対応を行うだけでも手一杯になるということに気づきました。ただそれだけだとサービスがなかなか前に進まない状況に陥ってしまうので、攻めも守りもうまく配分する必要があります。どういった配分にすべきかは競合の存在やチームのリソースに依存するので、適宜調整しなければなりません。

3. お金がなくなる

concept of bankruptcy

これは1、2とは次元が違う状況ですが、当然のことながらお金がなくなるとそこでゲームオーバーです。

よく事業の運営にとってお金は血液のようなものだと言われますが、定期的に外に情報を発信し、人の話もよく聞く人であっても、血を全部抜かれてしまうと死んでしまいます。

自分達が今、毎月どれくらい出血しているのか、あと何ヶ月で全て出し尽くしてしまうのかは、バーンレートの表などを作って常に把握しないといけません。

またどこからの出血が一番ひどいのか、そこは今止血すべきか、それとも将来的に必要だから止血しないのか、ということも常日頃から支出の項目とにらめっこして考え続ける必要があります(血の表現ばっかで気持ち悪いですね…。すみません)。


ということで僕達も消えないように、というかますます発展するように2013年も頑張って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします!

(辻川)