フィリピン人によるオンライン英会話って実際のところどうなの！？

こんにちは、ShareWisの齋藤です。
2013年5月20日（月）より、オンライン英会話のレアジョブさんと共同でキャンペーンをすることになりました。
レアジョブは、スカイプを使ってフィリピン人とマンツーマンで英会話レッスンを受けることができるサービスです。

フィリピン人講師のオンライン英会話ってどうなの？

キャンペーンを実施するに当たり、私自身オンライン英会話を試してみました！
実際にオンライン英会話に挑戦してみて気づいたことをご紹介します。

英語のコミュニケーション力を高めたい人にとっては最適

英語恐怖症の方や会話に抵抗がある方にとっては、その敷居を下げるという意味で最高のサービスだと思います。
細かい単語や会話帳を暗記したところで、使う訓練してない人は円滑なコミュニケーションがなかなかできません。
この「使う訓練」の場としてオンライン英会話は最適です。
ただし、以下のような方々にはあまり向いてないかもしれません。

オンライン英会話に向いてない人

【1】ビジネスで商談するために実務的な英語が必要なんだ！という方

講師によっては、コンサル出身者など、非常にビジネススキルが高い方もいます。
ただし、たいていの講師はそこまで専門的な英語を教えてはくれません。
クライアントに提出する資料の作成を手伝ってほしい等、講師にお願いしたい具体的な内容がある場合は、オンライン英会話で講師の先生にきくよりも、専門のマンツーマン対面型スクールに参加した方がいいでしょう。

【2】ボキャブラリーを増やしたい人

けっこういますよね。挫折してまた単語を覚えだして…の繰り返し。
「文法マスター」を目指している方もよく見かけます。
アプリのランキングでも常に上位には英単語学習アプリが上位に来ます。
もちろん英単語を覚えることは重要なことですが、覚えた英単語を使う場所を持つことはもっと大事です。

【3】完璧主義でパーフェクトな英語を目指している方

「フィリピン人の英語はなまっているし、変な発音が身についちゃいそう…」
「ネイティブっぽい発音、表現でかっこよく話せるようになりたい!!」
これはよく聞く意見です。オンライン英会話の多くはフィリピン人が先生。タガログがネイティブな言葉で英語はネイティブではないんですね。
ですが、実際人種のるつぼであるアメリカや他国において、「なまり」や「方言」は全く珍しいものではありません。
もちろんアメリカとイギリスでも違いはありますし、実際にインド人やアラブ諸国の方の発音は、かなりなまっています。
あなたがなりたいのは英語の声優さん？役者さん？そうでなければ、まず英語を話せるようになることが大事なのではないでしょうか。
上記のような方はオンライン英会話にあまり向いていませんが、実際に私がオンライン英会話に参加してみて気づいたメリットをご紹介します。

フィリピン人講師のオンライン英会話で得られたこと

【1】英語に対する敷居が低くなる

これが何よりだと思います。
もちろん単語を覚えることは大事ですが、実践の機会を日常的に持つことは英会話の上達においてとても重要です。

【2】国際的な話の幅が広がる

外国人と話をする際に、如何に自分の国の文化や歴史について語る力がないか思い知らされます。
どうして日本人はシャイなの？礼儀正しいの？おすすめの歴史スポットは？どんな歴史背景があるの？
何となく自分の中で答えはあるけれど説明する機会がないような話題も、フリートークでは必要となりますし、その練習を行うことができます。
他国の人と話して初めて、自分の国の魅力に気づかされることも多くあります。

【3】友達が増える

フィリピン人には日本のアニメや音楽が好きな人が多くいます。
そういった共通の話題によって仲良くなると、毎日のレッスンも楽しくなりモチベーションに繋がります。
また、仕事の愚痴や相談も聞いてくれたりします（正しい使い方かは分かりませんが）。

いかがでしょうか。
いくらオンライン英会話が対面レッスンと比較して安価とはいえ、タダ同然でレッスンを受けることはできません。
また、レッスンを受けるだけではなく予習や復習をしなければ、レッスンの効果は多く見込めないでしょう。
ただし、学習（特に語学）はShareWisのような一方的に受講する「インプット」だけではなく、実際に使ってみるレアジョブさんのような「アウトプット」の作業が必要となります。
学習する目的が「英単語マスター」になることだったら、英単語帳をひたすら暗記してインプットしまくれば良いと思いますが、コミュニケーションのためであればアウトプットの機会が必要となります。
英語を話せるようになり、仕事にプライベートに英語を活かしたい方は、オンライン英会話をまず体験してみることをおすすめします。
 
（齋藤）