サンフランシスコの英語プレゼンイベントのために準備した3つのこと

こんにちは。ShareWisの辻川です。

開催から時間が経ってしまいましたが、今日は2013年3月にサンフランシスコで開かれたSF Japan Nightという英語のプレゼンイベントに参加するために僕が準備した3つのことについて書きたいと思います。

1. 基本を忠実に守る

karate_kihon

本番のプレゼン時間はたったの5分。
しかも、英語。
僕の英会話力ではプレゼン中に臨機応変に言葉を削ったり、膨らましたりするのは困難でした。

そこで、何をどの順番でどれくらいの長さ話すのか、構成をきっちり決めることにしました。

■Preparing 5min pitch
http://www.slideshare.net/kurtvergult/preparing-5min-pitch?from_search=6

■ 投資家を5分で魅了するピッチに必要な5つのポイント
http://itokenv.com/archives/144

以上の記事などを参考に、次のような構成にしました。

  • 自己紹介 (15秒)
  • 問題の提示 (1分30秒)
  • 解決策 (1分30秒)
  • 実績 (30秒)
  • ビジネスモデル (50秒)
  • チーム (15秒)
  • 締めのあいさつ (10秒)

「問題を提示して、その解決策を説明する」といったスタートアップのプレゼンの基本をしっかり押さえる構成にし、そこに5分間という限られた時間の大半を費やすことにしました。

2. Bang!を強く意識する

Bang

プレゼンを魅力的なものにするためのポイントとして、Bomber Bというものがあります。

  • Bang! : 出だしで注目を集める。いわゆるフック
  • Opening : プレゼンテーションの目的を伝える
  • Message : メインのメッセージを話す
  • Bridge : メインメッセージと参加者の体験をつなぐ
  • Examples : メインメッセージの例を出す
  • Recap : まとめる
  • Bang! : 最後に内容を印象づけるフック

最初のBang!から最後のBang!まで全て大切ですが、5分間という短い時間では最初のBang!で注目を集められるかどうかが重要です。

僕は最初のBang!として、「笑いを取りにいく」ことにしました。

例えば自分達が日本語がネイティブでない人のプレゼンを聞く側の立場になったとしたら、自分達のサービスについて淡々と語る人より、片言の日本語であっても「スギチャン ワイルド ヤロ」とかプレゼンの序盤で言ってくれる人の方が、あぁ、この人は日本語で頑張って笑いをとろうとしてるやん、健気やん、話きかなあかんやん、となります(僕は)。

案の定、今回参加した6チームの中で笑いを狙いに行ったのは僕らくらいだったので、うまく最初のBang!を印象付けることができました。

3. ネイティブにチェックしてもらう

先ほどのBang!の笑いを取りに行くところで、なんとしても「どや顔」を英語で面白おかしく伝える必要がありました。

検索すると、
smug
という聞きなれない単語がどうも「どや顔な」という形容詞を意味するということは分かったのですが、これが果たして面白いのかどうか不安でした。

そこで、昔交流のあったネイティブスピーカーの先生の家に行き、smugが面白い単語なのかどうか確認することにしました。

すると、以下のような回答。

smugはまぁまぁ面白いけど、言う前に間をもたせるともっと面白いな。
っていうか、a little付けて、a little smugにしたら最高に面白いわ。

もはやa littleをつけて何が面白いのか僕には全く分かりませんでした。
ここまでくると「ちょっとお前」より「ちょ、おまっ」の方が面白いニュアンスになる、といった文法とか慣用句のレベルではなく、ネイティブじゃないとよく分からない領域なのでしょう。

あと、笑いの部分以外に、ネイティブの力を借りた箇所もあります。

シリコンバレーで、本番前に現地のVCにプレゼンする機会があったのですが、そこで僕らのサービスの収益化の1つである、アフィリエイト型モデルの説明をするときに、「ここらへんではアフィリエイトと言ってもちゃんと通じないよ。」とアドバイスをもらいました。

リードジェネレーションモデルの方が意味が通じるとのことでした。
(lead generationを略してleadgen(リージェン)というのが通例らしく、聞きなれない単語で何度も聞き返しました)

このように、独特なニュアンスや、専門的な言い回しについては、ネイティブのチェックを受けるべきだなぁと実感しました。


以上のような3つの準備を行い本番に臨みました。

最後の仕上げとして、お酒がちょっと入った方が饒舌になるだろうと思い、本番直前に会場にあったバドワイザー(にレッドブルを混ぜて)飲み干しました(本当はこれが一番効果があったのかも…)。

おかげ様で本番では、a lttle smugが想像以上に受け、結果として優勝することができました。

SF Japan Night ShareWis

■Competition Highlights Japan’s Hottest Startups

■日本のスタートアップたちがシリコンバレーでピッチする「SF Japan Night」が開催、優勝したのはこのチーム!
http://jp.startup-dating.com/2013/03/sf-japan-night-2013-final

みなさんも英語で短時間でプレゼンする機会があれば是非参考にしてみて下さい。
あと、最後に当然ながら練習もめちゃくちゃ大事です(今回は100回以上やりました)!

(辻川)