「勉強しましょう」は中国語で「無理やり進んで行きましょう」

ShareWisで開発のサポートをしている夏です。
今日は私が日本語の勉強をしながら気づいた、日本語と中国語の意味の違いについて書きたいと思います。

漢字はアジア圏で最も使われている文字です。
ご存知の通り、中国と日本においては、言語そのものの一部として使われています(韓国でも漢字が使われることがありますが、非常に稀です)。
 
漢字の起源である中国語漢字は、数千年前に作られてから近現代に至って、たくさんの変化が起こり、使い方もずいぶん変わりました。
 
一方、日本語における漢字の使用は、5世紀から6世紀頃の漢字の輸入とともに始まり、漢字の草体をもとに平安時代初期に平仮名が、漢字の一部をもとに片仮名が作られたので、中国語漢字と別れてから日本の歴史と共に巨大な変遷を辿って来ました。
 
では、現在の日・中漢字システムでは、どのような違いが存在しているのでしょうか?
ここで、私が日本語の勉強で初めて知ったいくつかの日中漢字の違いを紹介します。

まずは、一番有名かもしれないのは
【愛人】
そうです。日本語では、禁断の愛を暗示している言葉ですが、
中国語では、
【配偶者】 という意味を指しています。
愛人の「愛」は配偶者のことを指す理由は、愛があったからこそ夫婦になるというわけでした。
従って、中国語でこのような会話がよく聞こえます。
 
A:今度愛人さんと一緒にうちに遊びにおいでね☆
B:ぜひぜひ!
 
ここで誘われているのは当然、奥さんのことですよ!
誤解して本当の愛人を連れてて行っちゃったらダメですよ♡

似たような例をもう1つあげます。
【手紙】
日本語では、「Letter」というロマンチックな言葉ですが、
中国語では、
【トイレペッパー】 という非常に残念な意味です。
ですので、中国人の友人と別れるときに、「手紙くださいね!」を言い出したら、変な人と思われながらトイレペッパーを渡されるかもしれませんよ。
くれぐれも気を付けてね♡
 
最後に、皆様中国語を【勉強しましょう!】と励まして締めの言葉にしたいのですが、
中国語では【無理やり進んでいきましょう】という大変良くない意味なのでやめます。
 
ではでは、もっともっと面白い実例を紹介しながら、実用的な中国語講座のレクチャーをShareWisに投稿するかもしれないので、これからも応援よろしくお願いしますね♡(*^^)v
 
(夏)

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