こんにちは。Linsiです。
マヤ文明の予言によると、地球は2012年12月21日に滅亡するそうです。
最近では、NASAが「2012年地球滅亡説は間違っている」という声明を出したりもしています。
「巨大惑星の衝突」
「太陽の爆発」
「地磁気反転」
などと聞くと、面白い都市伝説だと聞き流すことができますが、
例えば、どこかの国の誰かが原子力を濫用した瞬間にマヤの予言も現実になるのではないか、私はそう思います。
言い換えると、一握りの人達の手で、世界の滅亡を実行することができる、と言えます。
なんだかとても残念な気がしますが、滅亡は創造よりいつも簡単です。
しかし、だからといって創造することを放棄するわけにはいきません。
それはもう個人の考え方の問題で、
そんな世の中だからこそ、せめて自分が創造したもので世界を1ミリくらいは動かしてみたい、
私はそういうふうに思います。
では、社会の変革、進歩をもたらしてきたものは、世界の滅亡のように、一握りの個人だったのでしょうか、それとも私たちのような大衆だったのでしょうか。
科学を例に見ていきます。
ニュートンやアインシュタイン、彼らの理論は、自然科学の分野にとどまらず、思想、哲学にまで影響を及ぼし、新しい時代を開きました。
まさに、一握りの個人が時代を大きく動かしました。
しかし、彼らの成果は、直ちに社会を変革したわけではありません。
ゆっくりと、様々な分野に浸透しながら、時代を動かしていきました。
理論に導かられるように社会が変わっていった、ということができます。
翻って現代に目を移してみましょう。
やはり社会を動かす主体として、目立っているのは、マーク・ザッカーバーグ氏やスティーブ・ジョブズ氏など、テクノロジーとビジネスで社会を大きく動かしている人達です。
理論が社会をゆっくり導いていった、過去とくらべると、社会そのもの、私達大衆の日常生活そのものを直接動かしているように見えます。
そして、その主体として活躍する人物は、アインシュタインなどの理論の天才というよりは、私達大衆の中から現れた優秀な人物という感じがします(それでも天才は天才ですが)。
そういう意味では、次のアインシュタインの登場を待つは、次のザッカーバーグ、ジョブズが現れたほうが、私達の生活はより速いスピードで変わっていくのだろうと信じています。
しかし、現在の変革が起こっているのは、それこそアインシュタインなどの先達が、相当ながい時間をかけた基礎研究の累積があるからこそだということを忘れてはいけません。
私達は幸運なことにも、その累積の上に立ち(まさに巨人の肩の上に立ち)、現代の革命を享受しているのです。
そして、今現在行われている様々な研究成果が蓄積され、新しい革命が将来訪れることと思います。
とても楽しみにしています。
12月21日地球が滅亡していない限りですけどね♪
(Linsi)
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