こんにちは、ShareWisインターン生の長谷川です。
先日、こたつでテレビをぼーっと眺めていますと、格安航空会社(Low Cost Carrier: LCC)のドラマがやっていました。
主人公の大手航空会社勤務CAが、LCCの子会社に左遷され、これまでのCAの常識が通じないLCCの世界で、葛藤するお話でした。
CAって綺麗で、優雅に仕事をこなす、みたいなイメージだったんですが、
LCCのCAは、機内清掃もする水や、ブランケットの販売もする、
離発着に遅れが出ても、規約に書いてあるからと、謝らない。(ドラマでは謝らなかったのですが実際はどうかしりません…。)と、綺麗だとか優雅だとかとは正反対の泥臭い仕事模様がドラマでは描かれていました。
主人公は大手航空会社に勤務していたわけですから、自分の常識から外れたLCCのCAのやり方に反発します。
しかしそこでLCCの責任者が一言。
「それが嫌なお客様は大手に行くんです。」
なるほど、と感じました。
常識から外れてるところに、まだ満たされていないニーズがある。
例え、それが既存のマーケットにおける常識であっても、その常識は、まだニーズが満たされていないお客様にとって、常識でもなんでもない。
むしろ欲しくないものを提供される、魅力のない商慣行なのかもしれません。
そして、「なんでこんな素人と一緒にフライトしないといけないのか。」と文句をたれていた主人公も、LCCでCAをしていく中で、今まで飛行機に乗れなかったお客様に、低価格の飛行機という新しい選択肢を提供するLCCの仕事に、誇りを持つようになっていきます。
常識を破る、新しい価値を創造する。
考えてみると、今まで当たり前だと思っていても、そこを打ち破ることで新しい価値を提供できることってたくさんあるのかもしれません。
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