VBAが教えてくれた『無意味な勉強なんて一つもありません』

こんにちは。Linsiです。
先日仕事中に突然、先輩に声かけられ、
「マクロ組んだことある?」
と聞かれました。
「え!ないんですけど…。」
「じゃいいや。」
ここで会話終了!
でもよかったんですが、少し気になり事情を聞くと、手持ちに膨大な量のデータがあって、マクロを組んで処理したいということだそうです。
そしたら隣に座っているシステム系のベテランの先輩が、
「VBA分かるならマクロ作れるよ。」
と横から割り込んできました。
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ふと昔のことを思い出しました。
私は確か、7年ほど前に、大学でVBAの授業を受けていました。
しかし、なんだか古くさい言語だなぁという印象があり、かつプログラマーとしてのキャリアパスをすでにキッパリ諦めていたので、真剣に勉強することもありませんでした。
「どうせ一生使わんやろ。」
と心の底から思い込んでいました。
それがまさかのまさか。
IT業界に全く関わりのない今の職場で、私の脳から遥か昔に忘れ去られたVBAの知識が求められることになるなんて…。
で、結局、悔しがりながら、
「できない。」
と言うしかありませんでした。
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人生で、無駄な勉強なんて一つもないはずと思います。
スティーブ・ジョブズも、そう言いましたね。
いくらそれを勉強しているときは無意味なように見えてても、いつか、何かの形で「やあ、久しぶり」とひょっこり目の前に現れてきたりします。
私の場合、小さい頃に学んだ楽器は、大人になってから、恋人や家族と一緒に楽しめるものになりました。
大学で学んだ難解かつ専門性の高い統計のテクニックは、何年か後に私の誇れるスキルの1つになりました。
勉強している最中は、
「こんなもん時間をかけて習う意味なんてあんのか?」
と疑って、嫌がって勉強することも多々ありますが、自分を信じて、迷わず突き進んで、しっかりとインプットできれば、きっといつか、何やらの形でアウトプットできるようになると思います。
今日のすべては、明日の糧。
古めかしい言葉ですがその通りなんでしょう。
15歳の時、水泳が難しいと諦めて、18歳の時、好きな人が現れプールに誘われたら、「できないから」と言うしかないわけですね。
18歳の時、英語なんてムリと言って諦めて、28歳の時、すごくやりたい仕事に英語が必須だったら、「できないから」と言うしかないわけですね。
未来に何が起こるかなんて誰にも分かりません。
けれど、目の前のことしか見ていないと、きっと可能性の幅が狭くなってしまうんだと思います。
後戻りのない人生ですが、回り道を恐れず突き進んだら、誰も見たことのない美しい景色が待っているんじゃないでしょうか。
(Linsi)
 

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