はじめまして。2020年9月にコンテンツチームに加入した谷口です。シェアウィズでは主に動画編集を担当しております。
前職では化学品商社の営業をしておりました。
ですので、ITや教育業界には縁がなく、動画編集ソフトもまったく触ったこともない、正真正銘の未経験者でした。
今回は初めての投稿になりますので、こんな私がなぜ営業からコンテンツ制作の世界に飛び込んだのか、そしてシェアウィズに入社してから感じたことをお伝えしたいと思います。
前職について
前職は専門商社の繊維関係の部署におりました。
商社営業の魅力は、さまざまな業界のプロの方と関係をもてることです。
私も、フィルム、DTP、コンテンツ業界など、繊維以外の業界へ足を運んでは、製品提案していました。
ですが、商品を「右から左へ」流す中間取引に物足りなさを感じることもあり、自社内で開発・製造ができないことに対して、営業として提案できることに限りがあると思うこともありました。
ものを作れるのが最強?
商社での営業は約3年ほどでしたが、印象的な業務はすべて「ものづくり」に関係していたように思います。
ユーザーから要望を吸い上げ、メーカーに相談する。既存先での製造が難しければ、インターネット検索で目ぼしい企業を探して、仕事を依頼すべくコンタクトをとる。といったニーズに応じた新しいものをつくる業務に楽しさを感じていました。
特に印象的だったのは、社内で誰も扱っていない繊維製品を用いて、新しい販路を作れたことです。
大きな会社ではありませんでしたが、提案した繊維を使ったグッズがBtoC向けでヒットし、世の中に価値を提供し、仕事で成果を出す喜びを知れました。
ただ「ものづくり」と言ってもあくまで商社の営業なので、それは「既製品の販売」です。ゼロから新しいものをつくったわけではありません。
ドライな言い方かもしれませんが「自分が持ってる情報がお客さんにとって欲しい情報だった」ということだけでした。
「もっと自分で何かを生み出す仕事がしたい。」
「自分の工夫が形になる仕事がしたい。」
自分の中で今後のキャリアを考えたときに、「ものを扱う」人ではなく「ものをつくる」人を目指そうという結論になりました。
そんなに上手くいかない
そうして会社を辞め、ハローワークの職業訓練でWebデザインを学びますが、ある問題に突き当たります。
「とにかくスキルが足りない」ということです。
勉強のためにバンドをしている友人からWebサイトを作る依頼をもらいましたが、求められている機能が全くできず、最後にはHP作成サービスを使うことになりました(職業訓練の知識はなんだったのか…)。
スキルを磨こうにも、磨くスキルがそもそもない。
取っ掛かりとなるスキルがなければ制作の仕事は始められません。
これは現在進行形の悩みでもありますが、まずは、「スキルがなくてもやってみるしかない」と思っています。「とにかくやれることをやる」ことでしかスキルも経験も身につきません。もう少し経験を重ねて、成長した姿をご報告したいと思います。
業界未経験からみたシェアウィズの良さ
キャリアチェンジしたばかりで試行錯誤の日々ですが、最後にシェアウィズの良さについてお話させてください。
まず入社して驚いたのは、社員の方々の学習への関心度が高さです。
自身で学ぶことはもちろんですが、読んだ本や興味深かったニュースなど、良いと思った知識を積極的に共有し合う姿勢をお持ちです。
「知識の共有」というと、少し押し付けがましい印象をもたれるかもしれませんが決してそんなことはなく、それぞれが興味のある内容について自由に雑談する、と言ったような感じです。
また、書籍やセミナーなどの費用を会社で補助したり、自己学習時間をまとめて取りたい人を特別休暇扱いする制度があるなど、社員の学びをバックアップする仕組みもあります。
もう一点は、教育コンテンツの内製化に力を入れている点です。
新しい分野について勉強する際、「この章をもっと詳しく知りたいのに」「この章はタメにならなかったな」と教材の改善点を感じることはありませんか?
シェアウィズではそうした意見を社内外問わずに集計し、定期的にディスカッションしています。学ぶ側の視点を忘れないための、重要な取り組みだと思います。
また動画の制作には、私も微力ながら携わっていますので、いつかみなさんに制作した動画をお届けしたいと思います。
教育・学習に興味のある方、知識を積むのが好きな方はぴったりな会社だと感じております。少しでも興味を持った方は、ぜひ一緒に学習に向き合いましょう!
(谷口)