こんにちは、ShareWisインターン生の団藤です。
つい先日、学生のベンチャー熱について特集を組んでいる4/5号の週刊東洋経済を手にとりました。
多面的に書かれているので、ベンチャー志望の方にとっては興味深い記事だと思います。
今回は、なぜ私がベンチャー企業のインターンに参加しようと思ったのか、その理由・経緯とそこで得た経験についてお話していきます。
私がベンチャー企業に抱いていたイメージ
当時は大学で情報学を専攻にしていたのですが、自身のプログラミング能力の低さを痛感していました。
エンジニアとしてのスキルを高めようと、ひとまず1ヶ月間のインターンを探していた最中に、社会人向けのWeb学習サービスを提供しているShareWisの募集を見かけました。
私の卒業研究が教育支援に関するものだったので興味を覚え、実際にサービスを試してみることに。
今までの学習体験との違いに面白さを感じ、何よりもどうやって開発しているのかが気になってきました。
応募してみようかと募集要項をじっくり読んだ時でした。
会社の規模を見て、ベンチャーの創業間もない最初のステージだと判明したのです。
実は、その成長ステージのベンチャーに将来は携わりたいという強い願望がありました。
ただ皆さんは、どのような人がベンチャー企業を目指すと想像しますか?
「労働力のある非常に優秀な人、もしくは自分の能力に自信を持っている人だけ」
これが私の抱いていた人物像です。
スキルに対する悩みと私の決心
情報学部生にしては情報感度が低く、通信を伴うアプリ開発の経験もない。
そして何より馬力のなさを自覚している女子大生というのが一番のネック。
そんな今の私に、スタートアップ時のベンチャーで働くのは荷が勝つのではないだろうか。
考えれば考えるほど、応募を避けたくなる理由が頭に浮かんできます。
そのことに途中で気がつき、では逆にどうすれば応募できるのかを考えてみました。
たったひとつ。インターンに参加したいと意思表示するだけ。
色々と葛藤はありましたが、チャンスを逃したくなかったのと、礼儀正しく迷惑をかけることだけは忘れずに励めば良いという考えに至って応募しました。
とにかく飛び込んでみて気づいたこと
見知らぬ環境に飛び込むことは自身の成長を促すんだなと、1ヵ月を過ぎた頃に感じました。
ShareWisでは出勤時間や日数はわりと融通がきくのですが、週に5日出社することにしました。
ただ、最初の2週間は毎日コードを読んでもほとんど技術の向上を感じられませんでした。
Webサービス開発について、あまりにも知らない知識が多すぎたのです。
Gitって何?という疑問からはじまり、Webサービスを構成するファイル群のどれを修正すべきかに頭を悩ませ、Railsの公式パッケージの使用法を調べるために英語ドキュメントも読み……
何らかの負荷は確実にかかるだろうと覚悟してはいましたが、1個覚えるごとに5個知らないことが増える日々で、朝に学習時間を確保して理解度の不足を補っていました。
3週目でやっと慣れてきて順調に進むようになり、このまま無事に終われそうな予感を打ち砕いたのが4週目でした。
今度は1個覚えるごとに8個知らないことが増えたのです。
私が4週目で経験したことは、ここで開発者として参加する方なら必ず通る道なので、ぜひ楽しみにしておいてください(笑)
開発以外にもビジネスモデル構築の参画などで刺激を受けたのもあって、1ヶ月間だけでは足りないなと思っていたところ、創業者に継続しないかと誘いを受けて今に至ります。
開発ひとつをとってみても、まだまだステップアップできる機会が社内に転がっている状態です。
ゼミでは卒業研究くらいしかすることがなくて不安を感じている方や、今のアルバイトとは別に専門性を高めるためにインターンを始めたいと考えている方もいるかと思います。
「今の見知った環境とは別の未知の環境に飛び込む」
そのようなリスクを取るのは成長の糧になるのだと認識しながら、自身の進路を決断していくことをお勧めします。
(団藤)
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